
玉川のいえ
昭和12年建築の古民家大規模改修。改修前のお宅は自己所有の山より伐り出した木材がふんだんに使用されており、梁や柱、建具までも質の良いものでしたが、お暮しになるには、寒く、暗く、閉塞的で、段差も大きい。「快適で安心して暮らしたいけれど、新築のようにして欲しくないの。 これを生かしてなおして欲しい」とい…
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昭和12年建築の古民家大規模改修。改修前のお宅は自己所有の山より伐り出した木材がふんだんに使用されており、梁や柱、建具までも質の良いものでしたが、お暮しになるには、寒く、暗く、閉塞的で、段差も大きい。「快適で安心して暮らしたいけれど、新築のようにして欲しくないの。 これを生かしてなおして欲しい」とい…
築65年の民家。そんな古民家の趣を残しながら、四季折々の風景を感じ、家族大勢が集まり楽しい時間を過ごし、長く安心して住み続けられる性能を持った家に蘇らせました。民家にありがちな南側に客間、北側の寒いところにキッチンなどの水まわり、そのほかは細かい和室で区切られていて、普段生活するスペースはごく限られ…
ご主人が小さい頃建てられた築50年の民家。離れで生活されていた60代のご夫婦が、終の棲家としてこの家を受け継がれることになりました。庭木やまわりの風景から「外観の形状は残したい。小屋裏の梁を表しにしたい。」というご要望があり、建替えではなく大改修することになりました。庭に臨む南側に、リビング、和室、…
生まれ育った築100年を超える家を取り壊すのは忍びない、でもこの家がリフォーム可能なのだろうか?同じ敷地内の別棟で生活されていたご両親も一緒に、一つ屋根の下で生活できるようなお住まいをと計画され始めたお施主様の最初の想いだそうです。当初取り壊しも検討されていたそうですが、現在の趣を残しつつ、充分快適…
お父様がお生まれになった年に建てられたという家は築80年。その間、ご家族の成長に合わせて継ぎ足すように増築してきたこともあり、家の中はいたるところに段差がある状態に。建物自体が老朽化してきていることもあり、ご両親がもっと安心で快適に過ごせるようにと、現在は離れて暮らすお子様たちがリフォームを思いつか…
文化9年に建てられたという江戸時代には地区の庄屋さんであったというお住まい。長年空家となっていたこともあり老朽化が進んでいましたが、文化財的な意味合いも持つこのお住まいをなんとか住み継いでいこうというお施主様のご決断により再生させることができました。伝統工法ならではの複雑な構造を、残せる部分はできる…
築141年、茅葺の屋根だった古民家。台所は土間に、おトイレや浴室も建物の外にあり、隙間風で室内に氷が張ることもあったという冬。今は離れ離れのご親族の皆様がまた集えるように、この家をまた次の世代へ残せるようにとの思いから古民家の再生が始まりました。これまでに刻まれたご家族の歴史を大事にとの思いから「活…
築後120年は経っているであろうお住まいは、まだ若いお施主様の曽祖父が建築し、祖父母が亡くなられてからは空家となっていました。雨漏りしている部分もありお施主様も当初は取り壊しての新築をご検討されていました。それでも取り壊してしまう前に改修して住むことはできないものかと、古民家の改修現場のご見学を重ね…
築60年の古民家にお一人で生活されてたお母様が、将来一緒にお住まいになれるようにと娘さんご夫婦と共に要望を話し合い、家に新たな命を吹き込まれました。数年前に亡くなられたご主人様との思い出を残しつつも、新たな生活に沿えるように間取りを変更。広いお庭を眺めながら明るい日差しが差し込むリビングに開放的なダ…
間仕切りの多い間取りで、普段使われることのないスペースが多く存在した築60年の家の改修です。お施主様のライフスタイルに合わせレイアウトを変えながら、傷んだ大黒柱の差し替えや、壁、基礎の補強で耐震性を向上させました。光も多く取り入れられるように開口をとり、断熱性能も向上させた為、以前の寒さが解消されま…
代々守り継がれてきたお住まいを単に建て替えるのではなく蘇らせたいとのお施主様の想いから実現した古民家再生。いまひとつ使い勝手の悪かった続きの和室はご家族が集う大空間のLDKに。家全体の段差や薄暗さを解消し、ご家族が快適に過ごして頂けるように様変わりしました。130年の時を刻んできた重厚な柱や梁はその…