古民家再生

REPRODUCTION

元庄屋の家

文化9年に建てられたという江戸時代には地区の庄屋さんであったというお住まい。長年空家となっていたこともあり老朽化が進んでいましたが、文化財的な意味合いも持つこのお住まいをなんとか住み継いでいこうというお施主様のご決断により再生させることができました。伝統工法ならではの複雑な構造を、残せる部分はできるだけ活かそうということで一つ一つ部材を見極めての手作業による工事。門構えの一時撤去、補修や茅葺屋根の葺き替えといった旧家ならではの工事も伴い、一年以上の時間を要して完成したお住まいです。伝統を受け継ぎつつ現代の快適性、機能性も備えたお住まいが新たな時間を刻み始めました。

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